届くはずのない想い【改訂版完結】

自分から、「弱い自分に気づいて」「わたしに気を遣って」とでも言っているようで。


それはやっぱり、まだどこかで颯汰のことを期待していたり、ありえないことを夢で見たり。


わたしはまだ、颯汰のことが好きすぎるのだ。


時々、冷たい風が吹くのが強く感じるのも、失恋してから空をよく見るのも、どこかにわたしと同じ気持ちをしている人がいてほしいと、探してるから。


諦めたほうがいいことなのに、早く過去にするほうがいいことなのに。