「芽依!パスしよう!」



「うん、いいよ!」



いつも通り、友達の芽依と、パスをしていた。



ダーンッッ!



「あぁ!ごめん!」



ありゃあ、まぁた壁にぶつけてるぅ。



「もう!芽依!これは壁、歩未はこっち!OK?」



私は壁じゃないんだから!



「あのね、芽依。壁に恋をしても、実らないからやめた方がいいよ?(笑)」



「もう!歩未ったら、バカじゃないのぉ?私が壁なんかに恋なんてするわけないじゃあん!(笑)」