素直な気持ち

休み明け。

私は浮かない顔で登校した。

「宮本?どうした?」

「っえ!?」

下駄箱で突然声をかけられ驚いて変な声を出してしまった。

「そ、蒼太、お、おはよ!」

「あれ?もしかして宮本、先週の放課後の事気にしてんのか?」

バレバレじゃん。これだからコイツは…。

「そ、そんなことないっ」

「あのさー、夢乃とは長い付き合いじゃんか苛めるのも楽しいけど、普通に話すのも好きなんだけど。」

クシャと笑った蒼太。

ってえ!?ゆ、夢乃!?

「今、蒼太…私の事夢乃って…」

「ん?ダメか?」

「いや、いいけど…」

急にそんな呼ばれ方するもんだから
真美の、「成宮は、夢乃のこと好きなんだよ!」って言葉が頭を過ぎって顔が真っ赤になった。

そこに手を繋いでいたあの二人がやってきた。

「あ、お二人さーん朝からアツアツ?」

と真美。
いやお前らだろと思ったがあえて言わなかった。

「宮本、蒼太おはよっ!」

と竜也。

「おい、竜也お前らいつの間にそんなことになってんだよ」

と蒼太

皆で笑い合った。