あのラインにもう一度……





「それ…。」


「昨日、落ちてたのを拾った。
椿のだろうと思って。」


「ありがとうございます!
よかった、見つかって。

…じゃあ、私はこれで。」


「待て。」


「何ですか?」


「走るの好きか?」


「はい。もちろん。」


「じゃあ、走ってるのを見るのは?」


「好きですけど、
でも、走る方が好きです。」


「んじゃ、陸上部のマネージャー、
やんねーか?」