「俺?」 昌也さんと隣で水を飲んでいた綾くんが、 そういってこちらを向いた。 「うん。」 「梨桜は?」 「私? 私は、オリンピック選手だったんだけど、無理になったしな~。 まだわかんないよ。」 「そっか。 俺はね、剣道は続けるつもり。 でも、他にやりたいって思うことねぇしな。」 「今の仕事は? モデル、料理長、デザイナー。」