「頭をあげて藤城君


まあ、最初は大好きだった篤志に似てるから近づいたのは否定はしない


けど、それははじめだけ


藤城くんいつも切なそうに


外を見てるから


何かあるんじゃないか?


知りたいって思ったんだ


お節介かもしれないけどね」


と私は頭に手をあてて

てへっと笑った