吸血鬼






次の日私は部活でミラに声をかけた


「ミラ、競争しよう」


そう言い笑うと


少し悩んでから
笑顔で頷いた


「良いよ‼︎
最後に競争したのいつだっけ?
久しぶりだね〜」


何て言っていたけど私は無視をしてスタートの場所へと向かった


マネージャーにスタートの合図を任せ、泳いだ


私の方が速かった


泳ぎ終わってからミラは


「また負けちゃった〜
これでも速くなってたんだけどなぁー?」


そう言ってきた


でも私は


「ねぇ、ミラ
カナタの事いつから好きだったの?」


何て聞いた


本当バカだなぁと思いながらミラを見つめた