吸血鬼







その日は、倒れたからもあって家に帰り寝ることにした


カナタは付いてくると言ったけど来ないでいいと断った


私は小さい頃からカナタが好きだった


ミラは大嫌いだった


私の出来ることは出来なかったが、私にはないものを持っていた
……父親だ


何もできなくてもいいから父親が欲しいと母に泣いた日もあった


困っていた


私は…………バカだなぁ………