続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】

次いで、男たちの中では、背の低めのヤツが、服を引っ張って俺に見せる。


「ほら。
オレ、おまえが雑誌で着てた服、買ったぜ?」


「……え?
あ、ありがとう……」


敵意に囲まれているとばかり思っていた俺は、戸惑いながら、お礼の言葉を口にした。


「なんだよ、この子。
すっげぇかわいいと思ったら、おまえの彼女か~」


顔にペタッと片手をあてて、別の男が、“あちゃー”という顔をする。