「なってやってもいいよ?
友達に」


……って。


なんだ、ソレ。


「すげぇムカつく。
何様だよ、おまえ。
上から目線すぎるだろ」


顔をしかめ、プイっと唇を尖らせる。


すると、


「おまえも、だろ?」


と、クスクスっと華やかな笑いを浮かべながら、カズは俺の頭をポンポン叩いた。