続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】

「乃愛、好き」


その言葉を言いたくて、仕方がない。


「あたしも。
王河のことが好き」


そう言われるのが、うれしくて仕方がない。


「俺は、大好き」


「あたしは、大大大好き」


「俺は、その何倍も好き」


“ちゅっ”とリップ音を響かせる。


「あたしは、その何百倍も好き」


「俺なんて。
その何千倍も、その何万倍も好き」