続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】

今までだって、もちろん、乃愛のことが愛おしかったけど。


もっともっと愛おしい。


今までだって大事だったけど、その気持ちがより大きくなった。


気持ちが通じたのがうれしくて。


自分の腕の中に、乃愛がいるのがうれしくて。


俺は、何度も何度もキスをした。


「……っ」


もれる甘い声が、すごくかわいい。


「王河ぁ……」


俺の体にしがみつく細い体が愛おしい。