これに関しては……。


完全に、俺が悪い。


心の中で、野々宮にわびる。


「……ったく。
しょうがないなぁ。
もぉ!!」


プンプンと。


子供のようにふくれて、それから乃愛は唇を尖らせた。


「仕方ないから。
今日は、王河と一緒に、花火を見に行ってあげる」