俺の言った“連れ”を、“男の友達”だと思ったらしい女の子は、はしゃいだ甲高い声を出した。
「さっきから。
ものすご~くカッコいい人がいる~と思って、見てたんですよ~」
「……あー、それは、どーも」
よかった。
俺が藤城王河だと気付かれたわけじゃないんだ。
へー。
野々宮の言った通り。
サングラスと帽子は、使えるな。
バレてもいいと思ってたけど、バレないほうが面倒くさくない。
「さっきから。
ものすご~くカッコいい人がいる~と思って、見てたんですよ~」
「……あー、それは、どーも」
よかった。
俺が藤城王河だと気付かれたわけじゃないんだ。
へー。
野々宮の言った通り。
サングラスと帽子は、使えるな。
バレてもいいと思ってたけど、バレないほうが面倒くさくない。

