続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】

「失礼なヤツ。
つか、お礼を言うぐらい当たり前だろ。
お前。
俺をどんな人間だと思ってたんだよ」


眉間にシワを寄せて、目を細める。


そんな俺を、野々宮はまっすぐに見返した。


「ん?
そんなの、決まってる。
傲慢、生意気、高慢、自己中。
それから、わがままで、俺様で……」


「……って、もういいよ」


止めなきゃ、永遠に続くんだろ?


俺の悪口。


「それから……。
乃愛のことが大好きなイケメンモデル」