「なんだよ。
乃愛のことで話って」


呼び出されたカフェに、家着のまま行く。


コイツ相手に、着替えるのも、メ・ン・ド・ク・サ・イ。


奥の席に座る野々宮を見下ろし、テーブルに上にサイフとケータイを置く。


イスに座り、背もたれに寄りかかりながら腕を組む。


するとそこに、紅茶とアイスコーヒーが運ばれてきた。


「……は?
なんで、俺の注文……」


俺の前に置かれるアイスコーヒーと野々宮の顔を交互に見る。