「……チッ。
面倒くさいな」
カズは、舌打ちをして、横を向いた。
「はぁ!?
カズ、おまえ、面倒くさいとか言った!?」
「言った、言った。
乃愛ちゃんでも、べつにいいだろ。
そんなこと」
「よくない、よくない。
乃愛の名前呼びをしていい男は、俺だけなの」
思わず、腕を振ってしまう。
その反動で、フラペチーノがカシャカシャと激しい音をたてた。
「うぜ……。
王河、お前、けっこう面倒くさい」
面倒くさいな」
カズは、舌打ちをして、横を向いた。
「はぁ!?
カズ、おまえ、面倒くさいとか言った!?」
「言った、言った。
乃愛ちゃんでも、べつにいいだろ。
そんなこと」
「よくない、よくない。
乃愛の名前呼びをしていい男は、俺だけなの」
思わず、腕を振ってしまう。
その反動で、フラペチーノがカシャカシャと激しい音をたてた。
「うぜ……。
王河、お前、けっこう面倒くさい」

