「実は、俺。
野々山が苦手なんです」
「ほぉ。
それで?」
「だから……。
俺たちと一緒にお茶してくださいっ!!」
最後は、さっきよりも深めに頭を下げて、うるうるする瞳をカズに向けた。
「なぁ。
おまえも、さ。
さっきまで見てただろ?
野々山。
アイツ、俺の天敵なの」
「…………」
「乃愛の友達だから、仕方なく付き合ってやってるけど」
「…………」
野々山が苦手なんです」
「ほぉ。
それで?」
「だから……。
俺たちと一緒にお茶してくださいっ!!」
最後は、さっきよりも深めに頭を下げて、うるうるする瞳をカズに向けた。
「なぁ。
おまえも、さ。
さっきまで見てただろ?
野々山。
アイツ、俺の天敵なの」
「…………」
「乃愛の友達だから、仕方なく付き合ってやってるけど」
「…………」

