続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】

くっそー。
悔しい!!


でも、カズには帰られたくない。


だから俺は、ほんの少しだけ頭を下げた。


「すみません。
生意気言って」


超棒読みの俺のセリフ。


それを聞きながら、カズは腕を組んでアゴをあげた。


「それから?」


くぅぅぅ。
ムカつくっ!!


心の中で地団駄を踏みながら、次のセリフを口にする。