先生の彼女にして下さい。



なんだかんだで私はいつも涼介に助けられる。




私と涼介は幼なじみとはいっても、よく漫画とかである

家がお隣さんで...という訳でもなく
親同士も親友で...という訳でもない





お互いの家までは徒歩5分というなんとも微妙な距離。


涼介の他にも幼稚園から一緒なんていう同級生は他にも沢山いるけれど、なぜか涼介とは昔から異常に仲が良くて。

涼介がいつだったか、サッカーのクラブチームの人に私を『幼なじみのるぅちゃん』と紹介してたから、私の中では『へぇ、これが幼なじみというものか』という認識でしかない。



だからもちろん、どちらかが恋愛感情をもっていて...なんて甘酸っぱい展開もないのが、私と涼介の関係である。