睦月「消えろ(ギラッ」

男「クソッ」

明野君が睨むとすぐにあいつらは逃げて行った

「明野君、腕……」

睦月「大丈夫だ、これくらい」

「でも……わ「お前は?」え?」

睦月「お前は大丈夫なのか?」

「うん、平気」

睦月「じゃないだろ、これ」

「ッ!」

嘘、腕を触っただけで痛むなんて…

睦月「じっとしてろ」

そういうと、明野君は私の傷口を手当てしてくれた。

睦月「ん、出来た」

「ありがとう、ちょっとごめんね」

睦月「うっ…」

「ごめんね、おばあちゃんが作った薬なの、怪我に良く効くんだって」

睦月「そんなの、自分に「おばあちゃんが!」……」

「おばあちゃんが、助けてくれた人には必ず恩返ししなさいって…」

そう、これがおばあちゃんの口癖だったんだ

「明野君…」

睦月「ん?」

「助けてくれて、ありがとう(微笑」

「ッ!////あぁ…」

裕也「これは」

友梨「まさか」

後ろでは友梨と明保野君が何か思いついたみたいに、意地悪な笑みを浮かべてた