***** 担任は男だった。 ソイツのあとを追って教室に足を入れる。 ざわめいていた教室が一瞬にして静寂に包まれ た。 「えーっと、今日からこのクラスに入る、飯野くん。」 先生に目で促され、軽く頭をさげた。 「……飯野 ユイト、です」 ぼそっと呟くと、パラパラと拍手がおこった。 担任に言われた席に向かう途中も、好奇の視線 をヒシヒシと感じた。