ライウは学校には通えないから、家でお留守番をしている。さすがに耳があるから……断念した。
「今日から中学生なんだ……」
まだ、実感がわかない。この前までランドセルを背負って小学校に行ってたなんて嘘みたい。
チラッとまわりを見ると、同じ制服の子が親と一緒に歩いている。
あたしが一緒に歩くのは……ほら、来た
「小雨さん!」
あたしのママのお姉さんの梅オバサン。
あ~恥ずかしい。
これならまだ、ライウと一緒に歩く方がまし。
そんなことを思いながら、暗い学校への道をとぼとぼ、歩き始めた。
「今日から中学生なんだ……」
まだ、実感がわかない。この前までランドセルを背負って小学校に行ってたなんて嘘みたい。
チラッとまわりを見ると、同じ制服の子が親と一緒に歩いている。
あたしが一緒に歩くのは……ほら、来た
「小雨さん!」
あたしのママのお姉さんの梅オバサン。
あ~恥ずかしい。
これならまだ、ライウと一緒に歩く方がまし。
そんなことを思いながら、暗い学校への道をとぼとぼ、歩き始めた。

