男の子の目がキラキラ輝く。それからドドドッと走ってくると、


ギュッ!


「キャッ!」


あたしの手を力強く握った。


「ライウ……かっこいい!ありがとう」

そして、ニッコリ微笑んだ。あたしも自然と笑顔になる。


すっごい素直な子だなぁ……。


そのとき、あたしはまた、“あること”に気がついた。