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キーンコーンカーンコーン
『これで終わります。はいさよなら！』
「ぉーい！おーい！ってば！
なにボーッとしてんのよー」
「ごめん。ごめん！帰ろっか？」
いつの間にか隣のクラスの友達が
私の目の前にいた
この子は私の親友で 水沢 栞奈
入学式で意気投合しちゃって
クラスは別だけど仲良しなの
「めいりったら、あの人しか
眼中ないって？妬けちゃうよ〜」
私の名前は 田宮 美梨
現在高校2年生！
華のJKな筈が青春なんて程遠い...
で、栞奈がいうあの人ってのは
私の幼なじみでもあり私の片思いの相手
名前は 神田 槇斗
それがさ、容姿端麗 頭も良ければ
運動だってできちゃう。
それはもう学校では王子様だよね 笑
幼なじみなのに雲の上の存在...
「もぉ〜 めいりいつまでボーッと
してんの？置いてっちゃうよー！」
「ちょっと待ってよー！かんなー！」
これが私達の下校風景
「っふ 相変わらずだねぇ？めいりって」
「興味ねぇよ。」
見てた人がいたなんて知らずに...
