「あ、おはよ」 「あれっ、圭!今日ははやいね」 「あぁ、実は数学がわかんなくてなぁ…。 誰かに教えてもらおうと思って」 「それなら私と一緒に沙奈香に教えてもらおうよ 」 「お、ホントか。じゃあ頼むぜ、沙奈香」 「もう、まったく。しょうがないわね」 私と圭は、沙奈香のノートを開いて自分のノートに写していった。