「私も…圭のこと、好き。圭のものに、なりたい…」 私は恥ずかしくて、すごく小さい声で俯きがちに言った。 ちら、と圭の顔を覗くと、圭は顔を真っ赤にしていた。 「ま、じか。…愛、大好き」 「うん。私も…好き。圭のこと、大好き」 私は微笑んで圭に伝えた。今の、私の気持ちを。 「っ、お前可愛すぎ…」 圭は片手で自分の顔を隠した。 「わっ、私なんか可愛くないよ…っ」 そんなこと言われて、私も顔を真っ赤にした。