幻で見たあなたは眩しいほど輝いていて。



「あ、圭!」

「あれ、愛。はやかったな」

「うん、まぁね。んで、話ってなにかな?」

「あ、いや…その…」

「?」

圭はなぜだか頬を少し赤くしている。


圭?と聞こうとしたとき、圭は私を抱きしめた。

「け、圭!?」

「俺……お前のこと好きだ」

「え、えっ?!」

「ガキの頃から、ずっと」

「け、圭…」

「…お前には、俺の傍にいてほしいんだ」