夏の色にまぎれて。





「ってことは、蒼私の気持ち知ってたの!?」



「あのさあ、自分では気づいてなかったみたいだけど、バレバレだったからね。もし違ったとしても、俺の前であんなに可愛く顔真っ赤にしてきたら勘違いだってするよ」




「かわっ………」




「食いつくのそこだけ?」





呆れたようにため息をつくけど、手は対照的にぐっと強く握られている。