そこではっと気がつく。 私、すごく悪いやつだ。 愛想悪いって言われるのも、自分のせい。 なのに、蒼にあの人のことを嫌わせようとしてる。 それに気づいて、かっと顔が熱くなった。 「ねえ蒼くん、一緒に回らない?」 「あっじゃあお邪魔無視は消えるね」 どんどん離れていく牧田さんの友達達。 口では文句を言いながらも、その顔は真っ赤だ。 そして、私を睨む。 『あんたも何処かへ行きなさいよ』 って。