夏の色にまぎれて。





「って、あれ…?そっちの子…」



視線が私の方に向かれる。




その中でも、蒼くんが牧田と呼んだ茶髪のくるくるの女の子は、私を強く睨みつけた。




やだ、怖い。




「愛想悪」




誰かがポツリと呟いた。






愛想悪いのだって、好きでしてるわけじゃない。


なんで、なんで初めてあった人にそんなこと言われなきゃいけないの。


ねえ、蒼、聞こえてなかったの?