図書館の中はクーラーが効いていて涼しく、流れていた汗がひいていく。 夏休みだからか普段よりは学生の量が多く感じた。 「どこで勉強する?」 「この辺でいいか 」 適当に座り勉強道具を広げる。 学校から配布されたプリントを空良に聞きながら解いていく。 何枚かプリントを終えたあと、少し休憩しようかと思った時だった。 「あ、アキヒロ君!」