「そう言えばハルくんは?」 空良が思い出したようにハルくんが来ないと屋上の扉へ視線を向けた。 「ハルくんも楽しみにしてたのに…」 どうしたんだろう?と心配な表情を浮かべる空良は「何か聞いてる?」と、ボーッとする俺の顔を覗いてきた。 「………死んだ」 「えっ?」 「…ハルくんのお父さん、死んじゃった…っ」 ぶわっと涙が溢れて俯くも顔をぐしゃぐしゃに濡らす。 流れ星がいくつも流れる夜空の下、僕は泣くことを止められなかった。 あー… こんなにも人の命は呆気ないのか―…