オーナーを見ると切なそうに微笑まれる。
結花は、ドクッと鼓動が高鳴った。
「…確かに。
太一の言ったことは、ほとんど間違っていない」
オーナーのその言葉に心臓がまた刺さる。
(胸が苦しい…)
「だけど、それは…昔の話だ!」
「…えっ?」
「…確かに義姉さんのことは、好きだった。
忘れるために何度も違う女の子と付き合って…でも、やっぱり自分の気持ちに嘘なんてつけなかった」
「……。」
「でも、そう言うのって時間が解決してくれた。いや…元々ただの憧れだったんだと思うんだ。
思春期の頃って…年上の人を好きになったりするだろ?」
「…それに。
今は、君に出会えたしね」
そう言うとオーナーは、私を見てニコッと微笑んだ。
(…えっ?私…?)



