少し不満げに言うオーナーを見て苦笑いをする。
「フフッそうなんですか?」
「うん。やっぱり人の手料理ってありがたいよね」しみじみと言ってると優樹が
「結花お姉ちゃんの料理美味しいー」
ニコニコしながら感想を言ってくれた。
「フフッありがとう。優樹君。
あ、口にご飯粒が…」
「本当だ。ほら、優樹…じっとして」
そう言いながらオーナーがご飯粒を取ってくれる。
その光景を見ていてフッと考えてしまう。
(何だか…私達家族みたい)
カップルでも結婚してる訳でもいないのに可笑しな話である。
自分で言っておきながら何だか恥ずかしくなる結花。
でも、何だか幸せな気持ちになった。



