「あら、小さいけど素敵そうなお店じゃない。ねぇ、お父さん」
「…まぁまぁだな」
ボソッと呟くお父さんに苦笑いする。
「ところで、いくつぐらいのご夫婦なの?」
ギクッ
(やっぱり…老夫婦が経営してるんだと思ってる)
まぁ、そう思われてても仕方がない。
だって、まさか若い男性が経営してるなんて思わないだろうし…
「…それなんだけどね…」
正直に言おうとしたら、ひょっこりと優樹がお店から出てきた。
「あ、結花お姉ちゃん。お帰り~」
「あ、優樹君!?
えっと…ただいま」
「あら、可愛らしい男の子。
ココのお孫さんかしら?」
(うっ…それは、違う)



