小鳥沢2丁目物語





「いや、だからー、キスしようとするとか...」





「おい!あかり!なに言ってんだよバーカ!!!聞こえてんだよバーーーカ!!!!」




さとるくんもあかりちゃんのことが好きなんだよ、って言おうとしたら、




隣の大浴場(男)からさとるくんの大声が聞こえてきた。




「えぇっ?!ど、どうしようまゆちゃん?!聞こえてたって!!!」




あかりちゃんは泣きそうな目で見つめてくる。




「大丈夫大丈夫。ほっとけばいいよ、あんな鈍感ツンデレ」



「鈍感ツンデレ?」







そのあとわたしたちは、さとるくんはほっといてお互いの背中を流して大浴場を後にした。