俺はいつも変わらない生活を過ごしていた
全然笑わず笑うことすら
忘れた俺はいつのまにか自分を
失ってたんだ。
朝七時におき、
広い台所にぽつんとおいてある
朝ごはんを食べ
お皿をあらい
歯磨きをすまし、
玄関の鍵をしめ、
自転車で10分くらいの
駅までいき8時5分の電車に乗る
そんな生活をする彼の名前は
彼と真逆の名前
芹沢 朝日
朝日のように綺麗で見てても飽きな
太陽のような笑顔で
笑ってたから
眩しい笑顔につられてみんな
笑顔になる
彼はみんなを、幸せにする
笑顔をもっていた
でもその笑顔が彼からもみんなからも
消えた。