今日も貴方に溺れていく.

放課後4時か.

さっきの出来事は,まるで今の事の様に鮮明に覚えている.

胸が締め付けられる.
"告白"では無いかと自惚れてしまう…

私は馬鹿だ.

そして,その日の授業は全く頭に入らず,その事ばかりが頭の中に渦巻いていた.





「まだかな…」

相手が中々来ない.
自分から誘って置いて何なんだと,多少苛つきを覚える.

すると後ろから耳元で低い声で囁かれる.

「遅れてすみません.」

過敏に反応してしまう私が居て,恥ずかしさを覚える.

「どうしたの?
今日はいきな…ンン…っ…」

最後まで言葉を言い切る事無く,相手に唇を重ねられる.
油断していた所為で,藻掻く事も出来ず口の中に有る物が入って来る.
歯列をなぞられ,びくびくと反応してしまう.

嗚呼…此れから私は貴方に溺れていくんだ.