せーんぱい。

「おお、ご苦労様。すごい早かったな。
次もまたお前に頼もうかな」


「先生〜、それはもう勘弁してください〜」


もう居残りはいやだった。

そんな私を見て先生は笑って、冗談だよ。と、言った。



職員室から出て、教室にある私のカバンをとりにいった。

外もまだ暗くないし、早く帰ろーっと。

校門から出ると、少し先に男女2人が
歩いているのが見えた。


「うわうわ、カップルですか。ちょっと気まづいな〜」


そんなことを考えていると、私はいつのまにかそのカップルと距離を縮めていた。

うわ、考え事してたらいつのまにかこんなに近くに……。