せーんぱい。

「だよねー。海っていいよね。俺も好き」

私は少し顔が赤くなる。

な、なんで私、先輩が言った”好き”って
言葉にこんなに反応しちゃってんの…?


あれは、私にじゃなくて、海に対して
だし。私にじゃないの。



「あれー?日和ちゃん顔赤くない?」


先輩の大きな手が私の頬を触る。
やばい、もっと赤くなる……。

先輩を見ると少しニヤッとしていた。