「・・・あ゛?」

走るのに気を取られて角を曲がったところで人とぶつかってしまった。

「す、すいません。お怪我は・・・え?」

私の前に居るのは。いかにも不良そうな二人組・・・。私がぶつかったのは金髪黒メッシュさんでそれを覗いているのがクリーム色の背の高い人。

「君は大丈夫なの?その制服うちの学校だよね?1年生?時間・・・」

「あーーー!遅刻だ・・・。」

私はクリーム頭さんの言葉を遮って叫んだ。



「遅刻なるよ?行っていいよ?」

「ありがとうございます。でも・・・。」