魔女の瞳

流石の私も目を背ける光景。

耳を塞ぎたくなるような音を立てながら、人型は『食事』を済ませ。

「……」

その感情のこもらない眼で私を見た。

…失敗した。

安藤を追い詰めすぎた事が、逆に裏目に出るなんて…。

暴走してしまったアイツは、既に私でもたやすくは仕留められないほどの能力を獲得してしまっている。

ここで何とか食い止められるか…?

私は唇を噛み締める。

と。







「四門…何だよ、そいつ…」







聞き覚えのある声が背後から聞こえた。

驚いて振り向く。

するとそこには。

「何やってんだよ四門。下校もしないで旧校舎に入っていったからついて行ったら…」

私以上に驚いた表情の修内太が立っていた。

なんて事…!!

よりによってこんな時にこんな場所に居合わせるなんて!!

『早く逃げなさい!!』

私がそう叫ぶよりも早く。