「それでは、未央さん!どうぞ!」 そう言って渡されたのは拳銃。 支配者が使っていたものではないから 支配者を撃とうとしても自分に返って来るだけだろう…。 「スタート!ご自分の感覚でどうぞ?」 スタートと同時に的は回り出す。 そんなに早くはないが…遅くもない。 もう、撃つしかないことはわかっていて 撃つ気で的に銃口を向けているんだ。 でも…… (なんで…っ?手が…震えて…撃てない) 銃を撃ったことがないから。 人々の命を預かっているから。 様々なことが重なって…ただ、怖い。