体が重い。
目が覚めるとそこにはお母さんがいた。
でもいつものお母さんではなかった。
『どうして!?どうして優奈なの!!』
泣きじゃくるお母さんの姿は始めて見る。
『お、お母さん…?』
自分でもびっくりした。
だってその声はカサカサでまるでおばあちゃんみたいだったから。
『優奈!やっと起きたのね!3日間も目を覚まさなかったのよ。』
なにか嫌な予感がした。
その予感はあたっていた。
だってよーく見ると私の体には痛々しい機械が巻きついていたから。