「朝の電車が一緒だった、知り合いだよ」 彼は、笑顔でそう言っていた。 その後、友達に笑われていたけど。 やっぱり彼は、イケメンだと思った。 誰も知らない、彼との出会い。 もう会うことはないけれど。 私はきっと、彼を忘れられないだろう。