給食時間。 「沢宮さん。」 「はい?」 誰かに名前を呼ばれ、後ろを振り向くと、ボブヘアにセンターわけの前髪、ヒマワリの髪留めが印象的な女の子が立っていた。 「えーっと…」 夢羽は昨日転校してきたばっかりだったので、誰がどの子でどの子が誰なのかさっぱりだっ た。 そんな夢羽に女の子は手を振って、 「あーごめん。あたしのこと、わかんないよね?」 「はい…。」 夢羽が申し訳なさそうに肩をすぼめた。