美男美女生徒会

「全員、親がいないもの。」



「…え?」

夢羽は自分の耳を疑った。


「どういうこと?」

「さっき私が言いたかったのは、このことだったの」

いつの間にか美女に変身した菜啞耶が言った。

「改めて言わせてもらいます。夢羽さん、あなたのことは視美の情報で知っています。…もちろん、あなたが孤児のことも。」

夢羽は目を見開いて聞いていた。

「この学校では、親のいない人はここであずかることになっている。」

「え?それってもしかして…」

夢羽の声にこたえるように、有夜がうなずいた。



「この委員会は、俺たちのためだけに作られた委員会ってこと。」



夢羽は答えられなかった。

そして、気が付いたことが二つ。



1、元から調査されていた私は、この委員会に入ることが決まっているということ。



2、この3人と、これから過ごすということ。