第3スタジオ……
そのステージの中央には、静かにその始まりを待つ様に、レッドカーペットの上に金色の縁取りをした幕が降ろされていた。
いかにもその向こうには、超大物ゲストが控えていると言わんばかりだ。
しかし、実際にそこに控えているのは、一度はベタ星人を“爆笑死”に至らせた、あの子豚演ずるバカ殿とひろき演ずるヘンなおじさんの筈である。
「さあ♪コブちゃん達、しっかり頼むよ~♪
なんといっても、最初の“つかみ”は大事だからな!」
そのスタジオにマイクを持って歩み寄るシチローと、モニタールームのジョン、そしてカメラのスタンバイをしていたてぃーだは、祈る様な思いでその作戦の成功を願っていた。
やがてCMが終わり、シチローが第3スタジオへ入るのと同時に、カメラの映像もスタジオ内に切り替えられた。
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