UFOの大きさは、東京ドーム位はあるだろうか……そんな大きな物体が、七色の光をランダムに発しながら、ニューヨークのビル群の上に悠々と浮び上がっている。
そして、そのUFOから少し距離をおいて、空軍のファントム機が編隊を組んで旋回していた。
『標的に狙いを定めろ!』
ファントムは一直線に横並びの状態から、扇状に広がりながら、広い範囲よりUFOに機首を向ける。
『標的ロックオン!
ミサイル発射~!』
後方に白煙を吹き出しながら、おびただしい数のミサイルがUFOに向かっていった。
激しい爆発音が響き渡り、UFOは煙に包まれた。
「やったぞ♪」
「グッジョブ♪」
テレビを観ていたジョンが、シチローの方を見て得意そうに親指を立ててポーズを決めた。
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